2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読了本

『空白の5マイル チベット、世界最大のツアンポー渓谷に挑む』角幡唯介(集英社文庫) グランドキャニオンなど目じゃない規模のチベットにあるツアンポー渓谷、その渓谷の中でまだ人が踏みっていない「空白の5マイル」に挑んだ著者の記録である。私はそんな…

本日の読了本

『さらば東京タワー』東海林さだお(文藝春秋) 毎年恒例のこの時期の東海林さだお。今回も期待を裏切らないおもしろさである。30年ほど前に読み始めたときから変わっていない印象だ。ただ年齢のため少しパワーが衰えたのか、対談が3本入っているのが気にな…

本日の読了本

『文人悪妻』嵐山幸三郎(新潮文庫) 『人妻魂』(マガジンハウス)を改題した文庫版である。53人の「人妻」について書いてある。作家や作家の妻が主な登場人物である。波瀾万丈な人が多く、楽しく読めたが、ちょっと底が浅い感じだ。ひまつぶしにはいい。 『…

本日の読了本

『四百字のデッサン』野見山暁治(河出文庫) 今月出た新装版。田中小実昌の義兄である野見山暁治については、本業の画家としての仕事はまったく知らないのだが、エッセイや小説は好きだ。このエッセイ集ではパリで出会った人たちを描いたポルトレがすばらしい…

本日の購入本

『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』角幡唯介(集英社文庫) 以前から読んでみたかった本がやっと文庫になった。開高健ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した作品だ。 『贋物 父の葬式』葛西善蔵(講談社文芸文庫)…

本日の読了本

『期間限定の思想 「おじさん」的思考2』内田樹(角川文庫) 相変わらずの内田節を楽しめるが、今回は少しパワーダウンしている印象を受けてしまった。単行本版あとがきには「物書き廃業」宣言もしている。10年前の話だが。思えば『「おじさん」的思考』…

9月の読了本

『おまえさん(下)』宮部みゆき(講談社文庫) 『奇縁まんだら(続の二)』瀬戸内寂聴(日本経済新聞出版社) 『プリンセス・トヨトミ』万城目学(文春文庫) 『鉄の骨』池井戸潤(講談社文庫) 『私の銀座』「銀座百点」編集部編(新潮文庫) 『手紙』東野圭吾(文春文庫) …

9月の購入本

『四百字のデッサン』野見山暁治(河出文庫) 『町の忘れもの』なぎら健壱(ちくま新書) 『さらば東京タワー』東海林さだお(文藝春秋) 『それでも地球は回ってる 三谷幸喜のありふれた生活10』三谷幸喜(朝日新聞出版)

8月の読了本

『旅情酒場をゆく』井上理津子(ちくま文庫) 『「おじさん」的思考』内田樹(角川文庫) 『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るin USA』向井万起男(講談社文庫) 『江戸の天才数学者 世界を驚かせた和算家たち』鳴海風(新潮選書) 『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎(…

8月の購入本

『江戸の天才数学者 世界を驚かせた和算家たち』鳴海風(新潮選書) 『三匹のおっさん』有川浩(文春文庫) 『フリーター、家を買う。』有川浩(幻冬舎文庫) 『古今和歌集 新日本古典文学大系』(岩波書店)

7月の読了本

なし

7月の購入本

『漢字の慣用音で何だろう? お言葉ですが…〈別巻5〉』高島俊男(連合出版) 『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎(東京創元社)

6月の読了本

『雲をつかむ話』多和田葉子(講談社) 『奇縁まんだら(続)』瀬戸内寂聴(日本経済新聞出版社)

6月の購入本

『小説に書けなかった自伝』新田次郎(新潮文庫) 『つげ義春の温泉』つげ義春(ちくま文庫) 『古典のすすめ 第1集』岩波文庫編集部編(岩波文庫) 『十蘭錬金術』久生十蘭(河出文庫) 『ツール・ド・フランス2012公式プログラム』(ヤエスメディアムック) 『三浦老…

5月の読了本

『文藝奇譚』坪内祐三(扶桑社) 『埋れ木』吉田健一(河出文庫) 『〈狐〉が選んだ入門書』山村修(ちくま文庫) 『東京路地裏暮景色』なぎら健壱(ちくま文庫) 『白秋望景』川本三郎(新書館) 『ボックス!(上)』百田尚樹(太田出版文庫) 『ボックス!(下)』百田尚…

5月の購入本

『東京タワーならこう言うぜ』坪内祐三(幻戯書房) 『奇縁まんだら(続)』瀬戸内寂聴(日本経済新聞出版社) 『奇縁まんだら(続の二)』瀬戸内寂聴(日本経済新聞出版社) 『雲をつかむ話』多和田葉子(講談社) 『みみずく偏書記』由良君美(ちくま文庫) 『天地明察(…

久しぶりです

中断していたこのブログを5か月ぶりに再開しました。この間公私ともにいろいろ忙しくしていましたが、やっと落ち着きました。 とりあえず中断していた期間の買った本と読んだ本をまとめておこう。こうやってみると、本を読まない期間は買う本の量も少ないな…