2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読了本

『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻』P・G・ウッドハウス(文春文庫) 6年ほど前にP・G・ウッドハウスのジーヴズものが国書刊行会と文藝春秋からほぼ同時に刊行された。どちらを買おうか迷っているうち、国書刊行会からは続々と出て今では11巻になっている。買う…

本日の読了本

『別れの手続き 山田稔散文選』堀江敏幸解説(みすず書房) 山田稔は6年ほど前『酒はいかに飲まれたか』(編集工房SURE)ではじめて読んで好きになった。この本は「散文選」ということで、別の本で読めるのだが、堀江敏幸の解説も読みたかったので買ってみた。…

本日の購入本

『明治の東京写真 新橋・赤坂・浅草』石黒敬章(角川学芸出版) 〈丸の内・神田・日本橋〉編に続くもの。古写真が二冊で1300点余り。 『白桃 野呂邦暢短篇選』豊田健次編(みすず書房) 買い逃していたもの。 『一九七二年作家の肖像』佐伯剛正(清流出版) 作…

本日の購入本

『伝説の編集者・巌浩を訪ねて』井出彰(社会評論社) 『随筆集 ランボーの故郷』村上菊一郎(小沢書店) この2冊は坪内祐三『書中日記』を読んで買ったもの。 『三万両五十三次(一)』野村胡堂(中公文庫) 『三万両五十三次(二)』野村胡堂(中公文庫) 『三万両五…

本日の読了本

『書中日記』坪内祐三(本の雑誌社) 連載期間の重なる『酒中日記』(講談社)はたびたび中断しながら、やっと読み終わった感じだった。が、今回はすぐに読了。やはり本の話のほうがおもしろい。私の知らなかった本がたくさんあって、またいっぱい買いたい本が増…

本日の読了本

『ジーノの家 イタリア10景』内田洋子(文藝春秋) うすい青一色の装丁と書名がまず目について、手に取ってみた。内田洋子については全く知らなかったので少し迷ってその時には購入を見送ったが、なんだか気になり、次に書店に行ったときに購入した。当たり…

本日の読了本

『花がないのに花見かな』東海林さだお(文藝春秋) 相変わらず安定感のあるおもしろさ。楽しい読書の時間がもてた。1年に2〜3冊、東海林さだおの新刊本を読めるのがいつまで続くのだろう。もう何十年も続いてきているが、東海林さだおもすでに70歳半ば。…

本日の読了本

『装丁問答』長友啓典(朝日新書) 昼休みの読書用。1日10ページほど読んでいった。言葉の使い方の1部に少し違和感を持つところがあった。取り上げている本の装丁についても私の感覚とは違うなあと感じながら読んだ。こんな見方もあるのかといったところ。…

本日の購入本

『書中日記』坪内祐三(本の雑誌社) 『三茶日記』『本日記』『酒日誌』『酒中日記』に続いて、5冊目。『酒中日記』は少し読むのに時間がかかったが、あとの3冊はどんどん読めた。今回も楽しみ。 「BURUTUS 2011年6月1日号」 「本屋好き。」と題した号…

本日の読了本

『当たるも八卦の墨色占い 縮尻鏡三郎』佐藤雅美(文春文庫) 佐藤雅美には物書同心居眠り紋蔵・八州廻り桑山十兵衛・半次捕物控・町医北村宗哲など多くのシリーズがある。どれも安心して読め、とぼけた味もありおもしろいこと請け合い。特にディテールの描き…

注目の6月新刊文庫(本やタウンより)

『詩という仕事について』J.L.ボルヘス(岩波文庫) 『図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)』有川浩(角川文庫) 『大きなハードルと小さなハードル』佐藤泰志(河出文庫) 『ドストエフスキー人物事典』中村健之介(講談社学術文庫) 『天災と国防』寺田寅彦(講…

デジタル一眼

カメラを中古で買った。OLYMPUS PEN E-P1の白。ミラーレスの最初の機種で、2年前のモデルです。今まではずっとコンパクトデジカメを使っていました。一眼がずっと欲しかったけれど、買っても使わないような気もして見送っていました。でも最近写真を撮る機…

本日の購入本

『微苦笑の人 久米正雄伝』小谷野敦(中央公論新社) 『ジーノの家 イタリア10景』内田洋子(文藝春秋) 『別れの手続き 山田稔散文選』堀江敏幸解説(みすず書房) 『きみの鳥はうたえる』佐藤泰志(河出文庫) 『黄金の服』佐藤泰志(小学館文庫) 『当たるも八卦…

本日の読了本

『ねにもつタイプ』岸本佐知子(ちくま文庫) 「ちくま」に連載されていたとき多くを読んでいた。単行本発行のときに購入を見送って、文庫本発行のときも悩んだすえ見送っていたこの本を1年後に新刊で購入。ほとんどの内容が記憶に残っていなかったが、不思議…

本日の読了本

『徳川夢声のあかるみ十五年』徳川夢声(清流出版) 『徳川夢声のくらがり二十年』に続いての出版。『くらがり』のほうが、生い立ちからトーキーが一般的になったため活動弁士を馘首になるまでであった。今回の『あかるみ』のほうは映画に出演するようになって…

本棚2

調子に乗ってきょうも本棚を2つ作りました。2つとも高さ58cm。写真の左が文庫用3段で、幅31cm奥行き14cm。写真右は菊判用2段で幅88cm奥行き19cm。最初に作り終わって設置しようとしたら2つともに予定の位置に入らなかった。設計ミ…

本日の購入本

『岳4巻〜9巻・11巻〜13巻』石塚真一(小学館ビッグコミックス) 『3月のライオン2巻・3巻』羽海野チカ(白泉社) どちらも途中まで購入していた続きを購入。大人買い。

本日同い年の元同僚が亡くなった。この4月から病気休暇を取っているとは聞いていたが、まさかの知らせであった。年2・3回の飲み会を開いていて、来週には次の飲み会が予定されていたのだが。ご冥福をお祈りするのみです。

本日の購入本

『心臓に毛が生えている理由』米原万里(角川文庫) この人の才能には感服します。惜しまれる人です。 『ねにもつタイプ』岸本佐知子(ちくま文庫) 『おかしな本棚』を読んでいて、買い忘れていたことに気づき購入。 『大江戸100景地図帳』(人文社文庫) …

本棚

『おかしな本棚』を読んだから、というわけではないのですが、本棚を作りました。机の上の空間が空いているなあとはずっと思っていたが、ゴールデンウィークでもあるしと思い立って即実行。文庫サイズで横幅170cmの4段です。材料費4616円、設置ま…

本日の読了本

『おかしな本棚』クラフト・エヴィング商會(朝日新聞出版) 他人の本棚を見るのが好きで、本棚の写真がある本は買うようにしている。この本はありのままの本棚というわけではなく、テーマに沿って別に並べたものの写真である。写っている本はすべてクラフト・…

本日の挫折本

途中まで読んで読むのを1時中断していたが、読むのをやめて本棚に戻す本が時々ある。その後何かの機会にもう1度挑戦して読了することもあれば、それっきりほこりをかぶったままの本もある。本日本棚に戻したのは次の2冊。 『短篇コレクション2』池澤夏樹…

本日の読了本

『いまそかりし昔』築添正生(りいぶる・とふん) アンテナにあるブログなどで紹介されていたので買って読んでみた。この著者のことは全く知らなかったが、平塚らいてうの孫の由。その祖母のこととその夫、つまり祖父である奥村博史のことを書いたものが半分を…