2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読了本

『街場の大学論 ウチダ式教育再生』内田樹(角川文庫) 『街場の読書論』を買おうかと思って、書店で手にとってパラパラとめくっていたとき、「そういえば内田樹の文庫本でまだ読んでいない本が4、5冊あったはず」と気づいた。そこでまず1冊を読んだという…

本日の読了本

『奇縁まんだら』瀬戸内寂聴(日本経済新聞社) いやあおもしろかった。横尾忠則の絵もすばらしい。しかし最も印象に残ったのは、故人の作家についてゴシップ満載で語りながら、寂聴さん自身の生きたかが浮き出てくるところだ。『続』『続の二』もすぐに買って…

本日の読了本

『永遠の0』百田尚樹(講談社文庫) 26歳の青年が、第2次大戦末期に特攻で死んだらしい祖父の足跡を追う物語。絶対に生きて家族のもとへ帰ると公言していたらしい祖父が、なぜ特攻で死ななければならなかったのか。そもそも祖父は優秀なパイロットだったの…

本日の読了本

『傍聞き』長岡弘樹(双葉文庫) 短篇を4篇収録。主役はそれぞれ救急隊員、刑事、消防隊員、更正施設職員だ。どれも50ページくらいの物語であるが、アッという展開もあり、読後は爽快な気分にさせてもらえた。

本日の購入本

『奇縁まんだら』瀬戸内寂聴(日本経済新聞社) 『奇縁まんだら 終り』瀬戸内寂聴(日本経済新聞社) 丸谷才一『人魚はア・カペラで歌ふ』を読んで、興味を持った本。横尾忠則の絵も楽しい。 『文藝奇譚』坪内祐三(扶桑社) 『大相撲新世紀 2005-2011』を買おうか…

本日の読了本

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子(河出文庫) 長い間『巴里の空の下オムツのにおいは流れる』だと思い込んでいた本です。昼休みの読書用にしていたが、読了までに2か月近くかかってしまった。50年ほど前の本なので、内容的には古いところ…

本日の読了本

『らくだこぶ書房21世紀古書目録』クラフト・エヴィング商會(ちくま文庫) 「ちくま」連載時に読んで、単行本は見送っていた。『ないもの、あります』くらいから、クラフト・エヴィング商會のこの手の本に少し食傷気味だった。しかし、『おかしな本棚』で再…

本日の読了本

『僕らのヒットパレード』片岡義男・小西康陽(国書刊行会) 買ってすぐ3分の1ほど読んだあと、中断して1か月ほど放置していた。仕事が落ち着いてきたので、再開して読了した。 なぜ中断したかというと、「芸術新潮」に連載されたときにはあったと思われるL…

本日の購入本

『傍聞き』長岡弘樹(双葉文庫) 職場の上司のお薦め本。

注目の5月発売文庫(Honya Club.comより)

『東京ディープ散歩』町田忍(アスペクト文庫) 『作家の本棚』ヒヨコ舎(アスペクト文庫) 『俳句実践講義』復本一郎(岩波現代文庫) 『金子兜太の俳句入門』金子兜太(ソフィア文庫) 『続 明治開化 安吾捕物帖』坂口安吾(角川文庫) 『天地明察(上)』冲方丁(角川…

4月15日の読了本

『目からハム シモネッタのイタリア人間喜劇』田丸久美子(文春文庫) こちらも相変わらずのおもしろさ。

4月13日の読了本

『アンパンの丸かじり』東海林さだお(朝日新聞出版) 東海林さだおの本を、買ってから読み始めるまでこんなに時間がかかったの初めてのことだ。相変わらずのおもしろさだ。

4月11日の購入本

『〈狐〉が選んだ入門書』山村修(ちくま文庫) 新書からの文庫化。山村修の本が文庫になるのはうれしい。 『快楽としての読書 日本篇』丸谷才一(ちくま文庫) 丸谷才一の書評の自選集。 『らくだこぶ書房21世紀古書目録』クラフト・エヴィング商會(ちくま文…

4月8日の読了本

『校外の文学史』川本三郎(岩波現代文庫) 東京の「校外」を切り口に文学作品について語った本。西に広がる東京について興味深く読んだ。

3月31日の購入本

『私の銀座』「銀座百点」編集部編(新潮文庫) 「銀座百点」では『銀座24の物語』というものありました。 『文人悪妻』嵐山光三郎(新潮文庫) 『人妻魂』を改題したもの。 『バイシクルトレーニングブック』竹谷賢二(ベースボールマガジン社) 『はじめてのロー…

3月23日の購入本

『近代日本奇想小説史 入門篇』横田順彌(ピラールプレス) 『明治篇』が近くの書店に置いてなく、かといって見もしないで1万円以上の本を買う勇気もなく、どうしようかと悩んでいたところだった。

久しぶりの更新

年度末・年度初めのドタバタで久しぶりの更新です。更新していなかった期間も少しですが本を買い、もっと少しですが本を読みました。 この期間のまとめをしておきます。