2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の購入本

『ひと目で見分ける580種 散歩で出会う花 ポケット図鑑』久保田修(新潮文庫) カラーで身近な草花の説明がある。本当に散歩に持って歩きたいと思い購入した。 『続・星守る犬』村上たかし(双葉社) 前作が評判になり、映画化もされるようだ。我が家でも全員読…

本日の読了本

『漱石覚え書』柴田宵曲(中公文庫) 日本古書通信社の『漱石覚え書』に「漱石覚え書補篇」と「文学・東京散歩」を加えて編集したもの。長くても数ページ、短いものだと4行という文章である。日本古書通信社版『漱石覚え書』は以前読んでいたので、ほとんどが…

文庫本以外の注目の4月新刊(本棚の中の骸骨より)

これを見る限り4月は気になる新刊の点数は少ないが、定価は高い。(定価は記入してませんが・・・) 『完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス』池澤夏樹(河出書房新社) 『池澤夏樹の世界文学リミックス』池澤夏樹(河出書房新社) 『妖怪学の基礎知識』小松和彦(角…

本日の購入本

『日本文学史 近世篇二』ドナルド・キーン(中公文庫) 『やさしい死神』大倉崇裕(創元推理文庫) 『三人目の幽霊』『七度狐』に続くシリーズ3作目。短編集。落語に関係する人たちのミステリー。 『青春の門 第七部 挑戦篇』五木寛之(講談社文庫) 第七部が出て…

本日の読了本

『東京の昔』吉田健一(ちくま学芸文庫) 最初の30ページくらいは随筆だと思って読んでいたが、どうも小説のようだと気づいた。登場人物は本郷信楽町に住んでいる「語り手」、下宿先の「おしま婆さん」、近所の自転車屋の「勘さん」、帝大生の「古木君」、資…

時雨?

まるで晩秋のように、晴れていたのがみるみる曇ってきて小雨が降り、また晴れるということが繰り返された1日であった。

年度末

例年のことであるが、年度末で仕事が忙しく、自分の時間がほとんどもてない。唯一の楽しみは通勤の車の中で聴く落語だ。ここのところ五代目柳家小さんを聴いている。小学館のCDブック20枚で音源は1960年代が多い。行きと帰りでも1枚は聴けないので…

図書整理カード

28年前の大学時代から自分の蔵書を情報カードで記録している。使っているのは「L!FE情報カード」の個人用図書整理カード(75mm×125mm)というものだ。すでに4千枚以上になり、整理ボックス12箱を使っている状態。何度かコンピュータでの管理をしようと挑…

墓参

小雨模様の中、亡母の墓参に行ってきました。車で1時間半くらいの場所に墓があり、年3回くらいしか行けませんが、息子としての役割は何とか果たせているかな。

本日の購入本

雨の降る中近くの古本屋4軒を回ってきました。 『どてらい男 第1巻 立志編』花登筺(角川文庫) 『どてらい男 第2巻 奮闘編』花登筺(角川文庫) 『どてらい男 第3巻 戦乱編』花登筺(角川文庫) 『どてらい男 第4巻 激流編』花登筺(角川文庫) 『どてらい男 …

本日の読了本

『絶滅食堂で逢いましょう その弐』なぎら健壱(徳間書店) 絶滅しそうなでなく、絶滅して欲しくない店についての本。すでに2年前にもう1冊出ていたとは知りませんでした。その『絶滅食堂で逢いましょう』も買わなければ。なぎら健壱は『酒にまじわれば』(文…

本日の購入本

『絶滅食堂で逢いましょう その弐』なぎら健壱(徳間書店) 『東京考現学図鑑』泉麻人編・著(学研) 『孤猿随筆』柳田国男(岩波文庫) 『楽しき熱帯』奥本大三郎(講談社学術文庫) 『大陸の細道』木山捷平(講談社文芸文庫) 『3月のライオン1』羽海野チカ(白泉社)

日記

ここのところ常磐新平『銀座旅日記』(ちくま文庫)を読んでいます。 題名に「日記」とあっても小説であったり随筆であったりするものもあるけれど、私の好んで読むのは、日記の形式で日々のことを綴ったもの。つまり荷風『断腸亭日乗』をはじめ、野坂昭如『妄…

追悼記事

今朝の毎日新聞に丸谷才一の谷沢永一追悼文が載っていた。何とも微妙な文章だった。以下抜粋。 「谷沢永一は親しい友人というわけではない。遠くから親愛の念を寄せていた。向こうも遙か彼方から好意を示してくれたような気がする。そういう淡くて楽しいつき…

注目の4月発売文庫(本やタウンより)

震災の影響のない地域に住んでいる私も、まだまだ普通の気持ちでは生活できません。とりあえず少し先の希望を込めて。 『関数を考える』遠山啓(岩波現代文庫) 『心臓に毛が生えている理由』米原万里(角川文庫) 『河童の三平(上)貸本まんが復刻版』水木しげる…

本日の読了本

テレビのニュースに釘付けで読書どころではありませんが、1冊だけ読み終わりました。 『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』ウンベルト・エーコ、ジャン=クロード・カリエール(阪急コミュニケーションズ) 書物についての対談集。2人の蔵書数はウンベ…

本日の購入本

昨晩は仕事から帰ってからずっと日付が代わるまでテレビを観ていた。大変な地震と津波の被害である。特に大津波の映像は現実のこととは思えないくらいだ。きょうもほとんどテレビを観て過ごした。 そんな中でも、次の本を購入している自分がいる。 『さかし…

本日の読了本

『関口良雄さんを憶う』(夏葉社) 山王書房に言及した文章はいろんなところで接していたが、関口良雄さん自体は『昔日の客』を読んだだけでした。今回この冊子を読んで、なるほどこんな人だったのかと知った次第です。寄せられた文章を読んで驚いたのは、お互…

谷沢永一さん逝去

今朝の新聞で、評論家で関西大学名誉教授の谷沢永一さん逝去のことを知った。81歳。谷沢永一さんについては『紙つぶて 』(文春文庫)、『回想 開高健』(新潮社)、『雑書放蕩記』(新潮社)の3冊しか読んでいないが、若き日の開高健の関係で興味は持っていた…

本日の読了本

『ある「詩人古本屋」伝』青木正美(筑摩書房) 無名の少年の直筆日記を古本市場で落札したことをきっかけに、古本屋高松堂=都崎友雄=詩人ドン・ザッキーを追った物語である。唯一の詩集『白痴の夢』を出し、詩誌「世界詩人」を3号だけ発行したが、突然消え…

本日の購入本

『関口良雄さんを憶う』(夏葉社) 関口良雄『昔日の客』は夏葉社版で5か月ほど前に読んだ。これは関口良雄が自分の古本屋の客について書いた本だった。今度はその客その他が関口さんを偲んで書いたものを集めたものの復刻版である。編集人は尾崎一雄。 『ブ…

本日の読了本

『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮文庫) 文庫本で600ページ以上の分量だが一気に読んだ。首相暗殺の犯人にされた男の逃走を中心に話が進む。いつもの伊坂幸太郎のように舞台は仙台。そして軽妙な会話や奇抜なキャラクター設定の登場人物と伏線いっ…

本日の読了本

『吉原手引草』松井今朝子(幻冬舎文庫) 直木賞受賞作。遊郭の関係者何人かの証言のみで構成されたもの。吉原の花魁「葛城」が何か騒ぎを起こしたらしい、それは忽然と姿を消したものとすぐに分かるのだが、その謎に迫るミステリーである。私には残念ながら、…

本日の購入本

『ある「詩人古本屋」伝』青木正美(筑摩書房) 「風雲児ドン・ザッキーを探せ」と副題がついている。ドン・ザッキー=都崎友雄については最近読んだ『先生とわたし』(四方田犬彦・新潮文庫)でも由良君美の関係で言及されていたのが記憶にあり、興味を持ってい…

文庫本以外の注目の3月新刊(本棚の中の骸骨より)

『東京考現学図鑑』泉麻人編(学研) 『ロード・ジム』ジョゼフ・コンラッド(河出書房新社) 『筑摩書房の三十年 1940-1970』和田芳恵(筑摩選書) 『筑摩書房 それからの四十年 1970-2010』永江朗(筑摩選書) 『四谷シモン 人形日記』〈コロナ・ブックス〉四谷…

まだまだスキーができます

暖かい日が続いていましたが、また寒さが戻ってきました。ライブカメラで確認すると山は雪が降ってます。3月もまだまだスキーができそうです。スノボでないのは年のせい?

本日の読了本

『「絵のある」岩波文庫への招待』坂崎重盛(芸術新聞社) 挿絵のあることを条件にした岩波文庫紹介。目次にある書名56冊のうち私が所有しているものが17冊ある。本文だけに書名があるものを入れても約3割が読了本ということで、嗜好が似ているのか興味深…

歯医者

今日いつも通り仕事を終わり帰宅すると、たまたま休日の家人が「早いね」と不思議なことを言う。「えっ」と聞き返すと「歯医者に行くと言ってたでしょ」。なんときょうは3か月ごとの定期検診の日。あわてて歯医者に行きました。でも異常なし。歯石などきれ…

本日の購入本

『東京今昔歩く地図帖』井口悦男、生田誠(学研ビジュアル新書) 古地図・古写真関連の本は収集ジャンルのひとつです。この本は前から買おうと思っていて買い逃していたもの。NHK「ブラタモリ」も当然ながら毎回観ています。それにしても久保田祐佳アナはニュ…