2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読了本

『植草甚一の勉強 1967-1979全著作解題』大谷能生(本の雑誌社) 単行本の発行順に年代を追いながら、植草甚一について書かれた本である。津野海太郎の『したくないことはしない』とは違った視点がおもしろい。『植草甚一スクラップ・ブック』全冊を解説してい…

ブログ1年

昨年このブログを始めて1年がたちました。続くかどうかの心配もあったけれど、結構やれるものですね。いま記録を確認すると記事を書いた日数は215日。まずまずではないでしょうか。でも、内容は買った本と読んだ本の簡単な紹介になってしまっている状態…

本日の購入本

『使える!通じる!おやじギャグ英語術』佐藤卯一(飛鳥新社) 産経新聞の書評欄で知って、おもしろそうだったですぐ買いに行った。

本日の購入本

『僕らのヒットパレード 』片岡義男・小西康陽(国書刊行会) カバーデザインが気になっていた本。 『ゴダール 映画史(全)』ジャン=リュック・ゴダール(ちくま学芸文庫) 定価が高いのでためらっていたが、立ち読みしてつい買ってしまった。 『謎の1セント硬貨 …

本日の読了本

『曽根崎心中』角田光代(リトルモア) 近松門左衛門の『曽根崎心中』を翻案したもの。もとの近松のものを読んだことも観たこともないので、どのようにアレンジしているのかはわからない。しかし、角田光代の作としてをおもしろく読んだ。でも読んでいるとなぜ…

本日の読了本

『たどりそこねた芭蕉の足跡 八州廻り桑山十兵衛』佐藤雅美(文春文庫) 一話完結でありながら、全篇を通しての謎がある連作形式でもあるいつもながらの八州廻り桑山十兵衛シリーズであった。偶然の積み重ねから捕まえるつもりもない悪人に出会ったり、つまら…

本日の読了本

『金魚のひらひら』中野翠(毎日新聞社) 2010年11月から2012年11月までの「サンデー毎日」に連載されたもの。書名の『金魚のひらひら』については文中に一箇所だけ言及されているところがある。この期間には東北大震災があり、なでしこジャパンの活躍もあった…

本日の購入本

『芭蕉全発句』山本健吉(講談社学術文庫) 昼休みの読書用に最適と思い買った。 『たどりそこねた芭蕉の足跡 八州廻り桑山十兵衛』佐藤雅美(文春文庫) 芭蕉つながり。 『甦るロシア帝国』佐藤優(文春文庫) 『甦る怪物(リヴィアタン) 私のマルクス ロシア篇』…

注目の3月発売文庫(Honya Club.comより)

『わが荷風』野口冨士男(岩波現代文庫) 『銀座復興 他三篇』水上滝太郎(岩波文庫) 『祭りの夜』パヴェーゼ(岩波文庫) 『白きたおやかな峰』北杜夫(河出文庫) 『民俗のふるさと』宮本常一(河出文庫) 『荊棘の冠』里見とん(講談社文芸文庫) 『酔っぱらい読本』…

本日の読了本

『口は禍いの門 町医北村宗哲』佐藤雅美(角川文庫) このシリーズ3作目。いまは町の医者だが、訳あってかつては親分子分の世界で生きていた宗哲が主人公。足を洗って自分からはその世界から遠ざかっているのに、なぜか関係してしまうところがおもしろい。佐…

本日の購入本

『ジェローム・ロビンスが死んだ なぜ彼は密告者になったのか?』津野海太郎(小学館文庫) 和田誠の描くカバー絵も含めて、ずっと気になっていた本です。平成20年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞のノンフィクションということですが、内容はよくわかりません…

本日の読了本

『陽気なクラウン・オフィス・ロウ 』庄野潤三(講談社文芸文庫) 昼休みの読書用。しかしこの本を昼休みの読書用に選んだのはまちがいだった。短時間の細切れ読書では、内容についていけないような構成だ。内容としてはロンドン紀行であり、著者愛読書である…

本日の購入本

『曽根崎心中』角田光代(リトルモア) 近松門左衛門のものを翻案。評判につられて買った。

サッカーオリンピック予選

日本対シリア戦をテレビで観た。きょうの試合は、技術や戦術すべてにおいてシリアが上であった。日本は各選手に体の切れがなく、連携もとれていなかった。観ていてつまらない試合で、途中で観るのをやめようかと思ったくらいだった。

本日の購入本

『白秋望景』川本三郎(新書館) 『荷風と東京』は私の生涯のベスト10の1冊である。同じ作者の文学者の評伝となれば買わずばなるまい。 『植草甚一の勉強 1967-1979全著作解題』大谷能生(本の雑誌社) 植草甚一関係の本も買わずにはいられない。 『狼が連れ…

本日の読了本

『人魚はア・カペラで歌ふ』丸谷才一(文藝春秋) 久々に1冊読み終わった。丸谷才一のエッセイは毎度の楽しみである。この人の紹介する本は多岐にわたり、本当におもしろそうに感じる。でも実際に読んでみると自分には難しかったりするのだが。今回は後半部分…