2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読了本

『いまも、君を想う』川本三郎(新潮文庫) 川本三郎さんの57歳で亡くなった妻についての追想記である。大きな字の薄い文庫本なのであっという間に読めてしまう。しかし、その内容は深い。もし自分がこのような境遇になったときはどうなるだろうか、妻とのつ…

本日の購入本

『絲的サバイバル』絲山秋子(講談社文庫) 『絲的炊事記』がおもしろかったので、今回も期待。

本日の読了本

『老いらくの恋 縮尻鏡三郎』佐藤雅美(文春文庫) おなじみのシリーズの時代小説。シリーズではあるが、連作短篇形式で1冊で1つの話が完結している。あまり悪人は出てこず、気楽に楽しめる。 『アイロンと朝の詩人 回送電車?』堀江敏幸(中公文庫) 後半難し…

本日の読了本

『えびな書店店主の記』蝦名則(四月と十月文庫) 購入から1年以上たって思い出したように読み始めた。えびな書店に行ったことも本を買ったことも、まして店主のことも知らないけれど、ネットで知って購入した。美術関係を専門とする古書店のようだが、私には…

本日の購入本

『テルマエ・ロマエ5』ヤマザキマリ(ビームコミックス) 映画館では見逃したが、DVDも発売されたことだし、阿部寛のローマ人も観てみよう。

本日の購入本

『今夜も赤ちょうちん』鈴木琢磨(ちくま文庫) 自分自身ほとんど飲みに出ることはないのだが、酒場について書いた本は好きです。釣りをすることもないが、釣りの本も好きである。 『老いらくの恋 縮尻鏡三郎』佐藤雅美(文春文庫) 佐藤雅美はハズレなし。 『飛…

本日の読了本

『64』横山秀夫(文藝春秋) 昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件と警察の広報官である主人公の葛藤を軸に展開していく警察小説。久しぶりに横山秀夫の小説だった。以前に熱中して読んだが、もう読めないのかとあきらめていた。期待に違わずおもしろ…

本日の読了本

『奇縁まんだら 終り』瀬戸内寂聴・横尾忠則(日本経済新聞社) このシリーズも最後の感を読み終わった。最初の頃に比べると登場する人物と寂聴さんとの関わりが薄くなってきたが、横尾忠則の絵とともに最後まで楽しめた。またパラパラと拾い読みしてみたい…

本日の購入本

『アイロンと朝の詩人 回送電車3』堀江敏幸(中公文庫) 『本の音』は途中で挫折してしまったけれど、堀江敏幸は文庫では必ず買う作家だ。 『いまも、君を想う』川本三郎(新潮文庫) 川本三郎も必ず買う作家だが、単行本から2年で早くも文庫化された。 『…

注目の12月発売文庫(ブックサービス・新刊発売情報より)

『やわらかな思考を育てる数学問題集(2)』ドミトリ・フォミーン(岩波現代文庫) 『やわらかな思考を育てる数学問題集(3)』ドミトリ・フォミーン(岩波現代文庫) 『日本近代短篇小説選 明治篇(1)』紅野敏郎(岩波文庫) 『俳句、はじめました』岸本葉子(角川ソフ…

本日の読了本

『古本の雑誌 別冊本の雑誌16』本の雑誌編集部編(本の雑誌社) 1冊丸ごと古本の話。ここに出てくる人たちは本当にたくさんの古本を買っているなあ、それも1冊数百円までで。地方に住んでいる私にはうらやましいことが多く、楽しみながらも欲求不満になって…