日記

 ここのところ常磐新平『銀座旅日記』(ちくま文庫)を読んでいます。
題名に「日記」とあっても小説であったり随筆であったりするものもあるけれど、私の好んで読むのは、日記の形式で日々のことを綴ったもの。つまり荷風断腸亭日乗』をはじめ、野坂昭如『妄想老人日記』(中公文庫)、坪内祐三三茶日記』『本日記』(本の雑記社)など、『本間久雄日記』(松柏社)、山田風太郎『戦中派不戦日記』(講談社文庫)『戦中派虫けら日記』(ちくま文庫)など、武田百合子富士日記』(中公文庫)、岸田劉生『摘録劉生日記』(岩波文庫)、等々。挙げればきりがないが、ついつい読んでしまいます。それ以外にも、これらの「日記についての本」も多数出版されいます。こちらもおもしろいものが多いようです。

本日の購入本