本日の読了本

うすい青一色の装丁と書名がまず目について、手に取ってみた。内田洋子については全く知らなかったので少し迷ってその時には購入を見送ったが、なんだか気になり、次に書店に行ったときに購入した。当たりだった。イタリアの人々のことを書いているから須賀敦子を思い出させたが、須賀敦子とはまた違った良さがあった。オビによるとエッセイとあるが、どれも小説のように展開する。とくに表題作の「ジーノの家」には感動した。おすすめです。