本日の購入本

  • 『持ち重りする薔薇の花』丸谷才一(新潮社)

祝・文化勲章受章。タイムリーな出版になったが、オビにもこの受賞について宣伝していないのがいい。8年ぶりの長編小説。私の高校のとき(もうすでに30年前になる!)に好きで読んでいた作家で、いまだに新作を楽しみに読んでいるのは、丸谷才一東海林さだおの2人だ。ほかに好きだった作家は亡くなられたか、こちらの嗜好が高校時代とは変化したりして、あまり読まなくなった。

この2人はここ何年間か必ず買う作家である。